後々変更する可能性は大いにある今のところの人間関係設定です。
まとめて書き出しただけでも大分頭の中も整理されるもんだなと改めて思った次第。
アドラーの人間関係・因縁(特に深くかかわる予定の人物に限定)
【主人公チーム】
・シュリヒター:親友。士官学校時代からの付き合いで彼の補佐官。浮いた立場同士ウマが合い、意気投合した。隊の「頭脳」として信頼を置いている。
・ヴィント:隊随一の腕利きの剣士。規律を守らず周囲と衝突しがちな彼に苦労させられることも多いが、根っこの部分に自分と似たものを感じさせる良き理解者。隊の「目」。
・ティーガー:ヴィントと双璧を成す実力を持つ剣士。ヴィントとのいがみ合いには頭を悩ませることも多いが、彼の明るく文化人的な側面で心に余裕が生まれると感じており感謝している。
・グルック:医療に明るい神官戦士。隊の弟分的存在。素直で人懐っこく、アドラーをよく慕っている。しっかり者とみせて案外喧嘩っ早いのが玉に瑕と感じつつも、場を和ませる彼を好ましく思っている。
・フラム:大剣使いの元傭兵。アドラー自らスカウトした、隊の兄貴分的存在。大人らしい落ち着きとポジティブさを兼ね備えたムードメーカーで、隊員の間を取り持つ存在として頼りにしている。
【ライバルチーム】
・トナード:アドラーの首に懸かっている懸賞金に目を付け敵対するも、手配書を出した胴元が壊滅したためうやむやに。
・ハイル:部隊を率いる同士として敵対した過去があり、お互い人生の分岐点になった存在。顔も存在も知らぬまま、現在に至る。
・ラッハ:恋人の仇と誤解をされ突け狙われる。しかし間接的に切っ掛けを作った事は確かという事が後に明るみになる。
・ショーク:”上官殺し”の騎士、アドラーに利用価値的興味を持つ。
【ヒロインたち】
・ローザ:故郷の幼馴染。結婚の約束をしていたが果たされる目前で離れ離れになってしまう。
・リブル:暴漢からアドラーに救われた村娘。彼女を助けた事により、アドラーが国を追われる事態へと発展してしまう。
・クラレ:元同僚の女騎士。アドラーに一目置いておりほのかに憧れや恋心に近い感情を抱いていた。彼に婚約者がいる事を知り、以降は冷たくあしらう様になる。
【その他】
・祖国の右派軍閥貴族たち:目の敵にされている。
・祖国の左派文官閥貴族たち:広く人材登用するための新世代の旗印として期待されていたが、野心が全くない彼の扱い難さに少々手も焼いていた。
・祖国の一般市民:イケメンで真面目で優秀な、庶民出の騎士様という事で一定の人気があった。特に実家周辺の幼少期から彼を知る人々には「アドラー坊や」として今も可愛がられている。
・両親:優しい母と、役所勤めの真面目な父、ファルケ。優秀な一人息子を誇りと思う一方で分不相応な出来の良さではないかと一抹の不安を抱えていた。
シュリヒターの人間関係・因縁(特に深くかかわる予定の人物に限定)
【主人公チーム】
・アドラー:親友。士官学校時代からの付き合い。彼の理想主義的な行動に共感しつつも、苛立ちを覚える事も。それでも実力と胆力を認め、親友として支え続けている。
・ヴィント:粗野で奔放すぎる振る舞いに頭を悩ませつつも、彼の徹底した現実主義には賛同する面も多く、状況判断や仕事の確かさ等も含め大いに信頼を寄せている。
・ティーガー:出会った当初は自信の恵まれた出自をぞんざいに扱う放蕩息子とあまり良い感情を抱いていなかった。現在では能天気な言動に呆れつつも、彼の剣の腕には一目置いており、戦場では頼りにしている。ただし、酒を無駄に消費する飲み方には眉を顰める。
・グルック:彼の朗らかな人格や医療知識、戦闘力には信頼を寄せている一方、酒癖の悪さには眉を顰める。
・フラム:現実主義的な思考を持ちつつ程よく楽観的で場の空気を良くしてくれる存在として信頼を置いている。だが、彼の絡み酒の癖には眉を顰める。
【ライバルチーム】
・ハイル:敵国の将だった相手。直接の面識はないものの彼等の部隊を追い詰める作戦を立案、進言する。
・ラッハ:アドラーを突け狙う復讐人。己が彼の恋人が命を落とす遠因を作った事を後に知る。
【ヒロインたち】
・ネーベル:理の調停者であるエルフ。後に彼に役目を託し、知識の海へと溶ける。彼が初めて”美しい”と思った女性。
・シャトン:ネーベルの下で保護されていた人間の少女。制御しきれない魔力に怯える彼女に、生きるための助言と力を扱う為の知恵を授ける師弟関係になる。
【その他】
・父親:中道主義を貫き八方美人的に振舞った結果、彼の家を没落する原因を作った。己の苦労の最大の原因と考えており、嫌っている。
・祖国の他の貴族:右派、左派、両方から「フライゼヒ家」の息子として軽んじられてきた経緯もあり、半ば彼等の鼻を明かす為に努力してきた節がある。
ヴィントの人間関係・因縁(特に深くかかわる予定の人物に限定)
【主人公チーム】
・アドラー:出会った当初は甘ちゃんの優等生と見做していたが、口先だけのお題目を並べる男ではないと感じるようになり、今では信頼を寄せている。彼が唯一”大将”と認める男。
・シュリヒター:現実主義的な部分に共感する事も多く、彼の知識の深さと見識の広さには舌を巻いている。”ウチの先生”やら”軍師サマ”やら親しみを込めてあだ名で呼ぶ事も。
・ティーガー:幼馴染。兄弟同然に育ってきたが、生れの違い故に生まれる齟齬から反目してばかりいるも、剣の腕だけは互いに認め合っている。
・グルック:色々ととんでもねえチビだと思っている。頼りにしつつも純朴な彼をおちょくる事もしばしば。
・フラム:元傭兵同士として気が合う部分も多いものの、彼の酒癖の悪さと女性の好みに関してはついていけないと感じている。
【ライバルチーム】
・トナード:アドラーを狙う賞金稼ぎ。賭場でティーガーに近づく彼にただならぬものを感じて暗殺計画を知る前から警戒するようになる。
・メルデ:トナードの連れの蠱惑的な少女。トナードと一戦交えた彼をいたく気に入り、その後執拗に付きまとわれることになる。
・ハイル:ヴィントとの交戦後、前衛を欲したトナードに雇われた元騎士の傭兵。二度目のトナード襲撃時に加勢し、初めて刃を交える。
【ヒロインたち】
・ルース:巡礼の旅の途中、帝都で見かけた彼に一目惚れし、彼に近付くためにと何かと一行の手助けなどをしてくれるようになる。当のヴィントは美人局の類と最初は警戒を露にしていたのだが、めげずに笑顔を向けて来る彼女に徐々に絆される。
・リラ:彼らが常宿を決めた街にて出会ったスリの少女。無防備な老婆から財布をすり取ろうとしたことを妨害されたとしてヴィントに興味を持ち付きまとうようになる。
・フリーデ:立ち寄った港町で出会う酒場の”売り女”。流れ者の自分に心を寄せ始めた彼女の先を思い距離をとるも、それが却って彼女が命を落とす事に繋がってしまう。
・ウェルン:敵対組織に雇われていた女剣士。彼の太刀筋の見事さにすっかり惚れ込み、何度も手合わせを挑んでくるようになる。瞳にどこか寂し気な雰囲気を感じ取り突っぱねきれずにいる。
【その他】
・トゥゲント:彼曰く「変なじじい」。孤児のヴィントの世話をし、面倒を見ていた。ヴィントの愛刀は彼の形見である。
・路地裏の飢えて死んだ少女:幼少期、彼女に食料を分けてやらなかった自分を今でも恥じ、後悔している。
・ブリーゼ:安酒場”売り女”だったが、東方からの流れの傭兵である夫と出会い一刻の幸せを得た末、彼が生まれた。戦場から戻らぬ夫を待ち続け、病に倒れる。
・ヴォルケ:東の果てから流れてきた傭兵。誇り高く、腕の立つ武人だったが、逃げ遅れた若年兵を逃がすため隘路で時間を稼ぎ、討ち死ぬ。彼の刀は流れの老人の手に渡り、その後奇しくも息子に引き継がれた。
・レーゲン:盗賊団の小間使いだったが、足抜けしようとした為粛清されかかっていたところをヴィントに救われた少年。以後、彼の事を「兄貴」と慕い一方的に舎弟を名乗る。リラに気があるのか良い所を見せようと躍起になるも、空回りしてばかりな上ヘタレで泣き虫。
ティーガーの人間関係・因縁(特に深くかかわる予定の人物に限定)
【主人公チーム】
・アドラー:出会った当初は、年下で平民出身の彼へ複雑な思いをいだいていた。どこか優秀な兄のことを思い出させ苦手意識があり反目していたが、彼もまた周囲からの眼やプレッシャーに晒されているという事を悟り敬意を抱くようになる。
・シュリヒター:頭の上がらない相手。彼の賢さに感服しつつも、合理的すぎる判断に時折反発心が芽生える事も。
・ヴィント:幼馴染。実の兄弟以上に兄弟らしく育ってきたがそれ故遠慮が一切なく、何かとライバル視し反目ばかりしている。
・グルック:素直でかわいい弟分…と当人は思っているが、相手からはおちょくられている事が多い。気は合うのか意気投合する場面は多く、揃って前のめりになる事も。
・フラム:話しやすく良いやつと感じている。酒の席では共に盛り上がる事も多く揃ってへべれけになる事も。
【ライバルチーム】
・トナード:アドラーを狙う賞金稼ぎ。正体を知らず、賭場で意気投合した(と思っていた)事を切っ掛けに彼を友人と思うようになる。
【ヒロインたち】
・イーデル:親の決めた許嫁。年齢が離れすぎていると当初は乗り気ではなかったが、意外や彼女の方に気に入られてしまい逃げられなくなった。憎からずは思っているが、まだ遊びたいというのが本心。
・ロイエ:
【その他】
・トゥゲント:スラムに住み着いた老人。家を抜け出し街をうろついていたところ、チンピラからスラムの人々を守った彼の姿に感銘を受け日々彼の元へ訪れるようになる。ヴィントと出会ったのも彼との縁。
・ルーヴァ:父。厳格な極右軍閥貴族の筆頭。貴族主義を掲げつつも実力主義的な思想も持っているためアドラーのような優秀な若者には好感を持っている。息子二人には厳しい教育を課し、ティーガーが委縮する原因になった。
・レオパルド:年子の兄。厳格な父の元、長男として期待に応え続ける秀才。愚弟と呆れつつもティーガーのことは秘かに気にかけている。
・ラトランス:クリーガー家に仕える親衛隊長。ルーヴァの代から剣術指南役としても活躍した老兵。ティーガーの剣も起訴は彼から学ぶ。
・祖国の貴族たち:彼に父親の期待がないと分かると手のひらを返したように離れて行った。彼を家名でしか見ておらず、旨味がないと分かると腫物のような扱いに。
グルックの人間関係・因縁(特に深くかかわる予定の人物に限定)
【主人公チーム】
・アドラー:隊への配属当初から、彼の人柄を好ましく思っており「カッコいい大人」として認識している。憧れの対象。
・シュリヒター:素直じゃないけどいい人と感じており、彼の知識から自分もより多くを学ぼうとよく質問や相談を持ち掛けている。
・ヴィント:ちょい悪で男らしいところがカッコいいと憧れている。真似してできる振る舞いではない事は理解しているが、時々彼の口の悪さに影響される事も。
・ティーガー:からかうと面白いためよくちょっかいをかけているが、明るい性格の彼とは何かと気が合う為仲が良い。ただし年上としての敬いはあんまりない。
・フラム:ザ・大人の男という彼の振る舞い方や生き方にカッコよさを感じており、よく懐いている。ティーガーも交え、三人で酒飲んで騒ぐことが多い。
【ライバルチーム】
・ベート:か弱い旅の僧侶を装って男を誑かし金品を貢がせている詐欺師。童顔女顔という彼のコンプレックスと同じ共通項を持ちつつもそれを武器としている相容れない存在。
【ヒロインたち】
・ライゼ:旅先で出会った歌女(うため)の少女。彼女の猫を助けたことが切っ掛けで仲良くなる。古い占い師としての家系で、先祖が教会に迫害を受けていた。
【その他】
・田舎の老神父:育ての親。早くに親を亡くした幼いグルックを引き取り、教育を施した。ざっくばらんな語り口で神の教えとは道徳と説き、グルックの前では「神様が言ってたという事にした方が、皆ちゃんという事を聞くからね」と平然と言ってのける、現実主義的な善良な変わり者。
フラムの人間関係・因縁(特に深くかかわる予定の人物に限定)
【主人公チーム】
・アドラー:出会った当初は可もなく不可もなく。配属された先の良くいる真面目な隊長さんという印象だったが、感情に流されず現実主義的な判断で隊を守る彼の姿に好感を持つ。
・シュリヒター:随分割り切りの良い奴だと当初は冷たい印象を抱いていたが、時折垣間見せる人の良さに気付き、彼の苦労を慮るように。
・ヴィント:元同業者として一定の親近感を抱きつつも、彼のハードすぎる生き方には少々危うさも感じており、もう少し肩の力を抜けよと心配している。
・ティーガー:憎めない面白い奴と思う一方、頑なに家と距離を取りたがる彼に対しては少し複雑な感情を抱いている。
・グルック:危なっかしくて目を離せない弟分として可愛がる。パワープレイが得意同士、組んで動くことが多い。
【ライバルチーム】
・ショーク:彼の故郷を奪った張本人。今は互いにその事実は知る由もない。
【ヒロインたち】
・ミア:一行の常宿を一人で切り盛りする未亡人。ちゃきちゃきした勝気な女性。フラムのタイプそのもので一目ぼれした彼の発案でこの宿を常宿とすることになる。元気いっぱいの一人息子がいる。
・ゾナ:ミアの一人息子。故郷の弟を思わせる元気なやんちゃ坊主。「フラム兄ちゃん」と呼び彼によく懐いている。
【その他】
・故郷の家族:傭兵だった父の死後、長男だったフラムは家族を養うため同じく傭兵となる。母と幼い弟と妹が故郷の寒村に残されていたが、ショークの傭兵団に兵をおびき出す撒き餌として村が焼き討ちされた際、帰らぬ人となる。
トナード(アンジェロ)の人間関係・因縁(特に深くかかわる予定の人物に限定)
元マフィアのヒットマン。冷静沈着で皮肉屋。賞金稼ぎとして二度目の生を生きる。
【主人公チーム】
・アドラー:高額の懸賞金を目当てにターゲットに定めるも仕留めきれぬまま手配書が無効になってしまったので、その後はフラットな関係に。ただしその正しすぎる生きざまを少々眩しすぎるとも感じている。
・ヴィント:生い立ちや生き方に自身と似た匂いを感じるも、決定的に異なる部分を目の当たりにし本能的に「敵わない」と悟り、親しみと同時に苦手意識を抱く。
・ティーガー:イカサマ師に身ぐるみはがされそうになっているところを気まぐれで助けてやって以降、一方的に友として扱われる。能天気なお坊ちゃんと内心見下す。
【ライバルチーム】
・メルデ:得体のしれない蠱惑的な少女の悪魔。死にかけていたところを”契約”という形で彼女に救われ、右も左もわからぬ異世界に連れてこられた。人間不信に陥っていた彼に再び他人を信じる切っ掛けを与える。
・ハイル:元騎士の傭兵。アドラー襲撃の計画をヴィントに悟られ阻止された事を切っ掛けに、腕のいい剣士を求める彼の眼に止まり、雇用という形で仲間になる。不器用な正直さと心の葛藤を抱える姿にどこか共感を覚えている。
・ラッハ:復讐に燃える死霊使い。彼のアドラーへの復讐心を利用する為接触する。根が善良な彼には蛇蝎の如く嫌われているが、自身はさほど気にしておらず。ハイル同様「不器用な奴」として気にかける対象に。
・ベート:変わった奴もいるもんだと奇異に思いつつも、彼の誑かしのテクニックなどは高く評価しており交渉事などを任せることが多い。致命的な不利益などが出ない限りは裏切る心配はないと一応の信頼は置いている。
・ショーク:自身が長を務める団が解散したため今はフリーになったという傭兵。かつての宿敵に似た底知れぬ雰囲気をもつ彼に警戒しつつも、使えるものは使う「お互い様」の精神でつるむことに。
【ヒロインたち】
・アンジェラ:生前の世界で行きつけだったバルで出会った女性。同じ名前(本名であるアンジェロの女性名)だという事が切っ掛けで会話が弾み意気投合し、その後恋仲になるも、虚偽の情報を吹き込まれ彼をかつての恋人を手にかけた犯人と思い込み、裏切る。
・ヒルシュ:
【その他】
・ミケーレ:ストリートチルドレン達の親分だった男で生前のトナードの兄貴分。彼をマフィア組織へ引き入れる切っ掛けを作った男。己がのし上がる為自身を慕っていたトナードを裏切り、優越感を得るという目的の為だけに彼の恋人を寝とる。
・ラッファエレ:マフィア時代の教育係だった男。銃の扱い方をはじめ様々な技術や知識、心構えをトナードに授け、見極め人として最初の殺人=父殺しを命じた。組織に忠実な男だったが、愛用のS&WM27をトナードに託した後、警察と内通し、発覚後にミケーレによって粛清された。トナードにとって実の父親よりもよっぽど信頼し、慕っていた存在。
・ガブリエール:マフィア時代のボス。トナードの能力の高さと忠誠心を気に入り、息子同然に目をかけていた。
・ベーア:
メルデの人間関係・因縁(特に深くかかわる予定の人物に限定)
“いい男”が大好きな悪魔の少女。飄々として無邪気だが冷酷な一面を持つ。
【主人公チーム】
・ヴィント:トナードに相対する、彼の強く、高潔な魂の輝きに魅せられて、手に入れようと執着するようになる。
【ライバルチーム】
・トナード:日課の如くいい男を探してふらふらしていたところで「たまたま」見つけた死にかけのイイ男。なんだかんだと我儘に付き合ってくれる優しさと、獲物を前にした時の鋭い眼差しがお気に入り。
【ヒロインたち】
・アンジェラ:アンジェロ時代のトナードの元恋人。彼の心に未だに未練が残っている事を知り、気分を害する。
【その他】
・トイフェル:なにかと張り合ってくるライバルの夢魔。メルデへの当てつけに、彼女の「お気に入り」のトナードの因縁の相手をこの世界に連れてきた。姿を自在に変えることができ、アンジェラの姿を模すことで揺さぶりをかけている。
・ミケーレ:トイフェルが連れてきたトナードの因縁の相手。彼が現れて以降トナードが自分よりも彼らへの復讐心を優先するようになり、非常に気分を害する存在。
ハイルの人間関係・因縁(特に深くかかわる予定の人物に限定)
寡黙な元騎士の傭兵。実直で生真面目でどこか自罰的。指揮官としての能力も高い。
【主人公チーム】
・アドラー:敵国同士、互いに軍勢を指揮し同じ戦場で相対していた。互いにその後の人生の分岐点になった相手。存在も顔も名も知らない相手だったがトナードに協力することで互いの過去を知ることになる。
・シュリヒター:自身の運命を狂わせた負け戦の敵側の作戦立案者。アドラー同様当時は存在も知らない存在。
・ヴィント:トナードの襲撃に付き合った折彼とまず最初に剣を合わせ、彼らを率いるアドラー実力の高さを悟る。
【ライバルチーム】
・トナード:雇用主の銃使い。酒場での喧嘩を収めた折に声をかけられ、警戒しつつも、我欲に素直な彼の言葉にどこか惹かれ、雇われる事を了承する。
・メルデ:得体のしれない蠱惑的な少女。一定の警戒心を抱きつつも、とりあえずは害はないと管理はトナードの範疇と放っておいている。
・ラッハ:復讐心に支配された死霊術師。彼の恋人の命を奪ったのが自身が制御しきれなかったかつての部下達であると知らぬまま、孤立した彼を気にかけ打ち解ける。
・ベート:か弱い少女のふりをした詐欺師。ならず者に追われている所を助うが、追われていた理由が自業自得のものと知るも後の祭りでトラブルに巻き込まれる。
・ショーク:顔見知りの元傭兵団長の同業者。実力は確かだが良い噂を聞いたことがないとトナードに警告する。
【ヒロインたち】
・ナディーネ:深手を負い死にかけた彼を介抱した村長の娘。どこか影を抱えつつも誠実で真面目なハイルに惹かれ、ハイル自身もその献身に絆される。
【その他】
・祖国の大隊長:面子と意地に拘り無理な作戦を推し進め、部隊を壊滅に導いた。作戦に意義を唱える補佐役の彼を殿に任命し間接的に「死ね」と命令するも自身もその戦いで死亡。
ラッハの人間関係・因縁(特に深くかかわる予定の人物に限定)
復讐心に囚われた元医学生の死霊術師。陰気な雰囲気を纏った激情家。
【主人公チーム】
・アドラー:恋人の仇と思い込んでいる相手。後に誤解と判明するも、間接的な原因を生んだことには変わりないと復讐心は消えない。
・シュリヒター:恋人の死の遠因となる作戦立案をした相手。アドラーへの復讐心に囚われる彼の前に、恨むなら自分を恨めと剣と突きつける。
【ライバルチーム】
・トナード:復讐心を私欲に利用しようと近付く銃使い。軽薄で、得体のしれない男。信用に値しないと一度は勧誘を断る。
・ハイル:トナードの一味の剣士。一人で手をこまねいている所彼に声をかけられ説得に応じ、仲間に加わる事を了承する。一味の中で唯一”まとも”と感じる相手。
【ヒロインたち】
・カトリン:恋人。略奪兵に襲われ亡くなった。薬学に通じる薬剤師。彼女の遺品を整理中、医学書の中に紛れていた魔導書により死霊術の存在を知る。
・リブル:深手を負って路地裏の軒下に蹲っているところで彼女に出会い、傷の手当てを受ける。
ベートの人間関係・因縁(特に深くかかわる予定の人物に限定)
旅の僧侶を装う詐欺師。か弱い少女のフリをして男性の下心を利用する。
【主人公チーム】
・グルック:童顔女顔と、自身と似た特徴を持つ相手。コンプレックスを解消しようとマッチョイズムに走る彼を見苦しい奴と小ばかにしている。
【ライバルチーム】
・トナード:彼の醸すラグジュアリーな雰囲気に金の匂いを感じて、おこぼれに与ろうとハイルをきっかけに取り入ろうと働きかける。
・メルデ:彼女の存在が人ならざる者と知り、永遠に保たれる美貌について興味を持つ。
・ハイル:詐欺に気付き激昂した男たちに追われている所をか弱い少女のふりをして救いを求め、人の良い彼をトラブルに巻き込む。
・ラッハ:根暗で近寄り難いと自分が感じる以上に蛇蝎の如く彼に嫌われており、やりにくい相手と感じている。
・ショーク:自分以上のとんでもない嘘つきだと直感で感じとるも、利用されなければいいだけと割り切り表面的には関係良好。
ショークの人間関係・因縁(特に深くかかわる予定の人物に限定)
かつて傭兵団を率いていた元団長。現在はフリーの一傭兵。野心家でカリスマ性がある。
【主人公チーム】
・アドラー:彼の”上官殺し”の経歴に興味を持ち、利用価値的な興味を抱く。
・フラム:彼の故郷を戦果を得るための贄として壊滅させた過去があるも、本人同士はそんなことは露とも知らない。
【ライバルチーム】
・トナード:手に入れば最上の駒として接近する。互いに腹の中を探り合いつつも、表向きは手を組み利害を共有する。
・ハイル:顔見知りの同業者。お高く留まる生真面目な元騎士様と思っていた。そんな彼がすっかりトナード達となじんでいる様子に内心感心しつつ、その状況を生み出したトナードへの関心を強くする。
ロクな絵描いてあげてないとこういう時困るという学び。
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