紹介されたのは、薄汚い路地裏には不釣り合いの、身なりの良いガキだった。

「よろしく!」

馴れ馴れしい笑顔で差し出される手。
思い切り払いのけて、そのまま間抜け面をぶん殴る。

全てが、気に障った。

《一生忘れんからな貴様!》

#騎士失格の六人 #一次創作

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