『まだ生きたいなら助けてあげる』 - 騎士失格の六人 -Sechs disqualifizierte Ritter-

「ただし、一生あたしのモノになるならね」

”好きにしろ”
もう声を出す事すら儘ならない。

死に逝く男の傍らで可憐な悪魔が満足げに微笑んだ。

《感謝してるよ。君を可愛いと思ってしまったこのいかれた感性に》

#騎士失格の六人 #騎士失格の六人_sideDesperados #一次創作

『随分ご執心のようだけど』

『上弦の月が沈む頃合に』

Comments are closed

カラー絵を描くにあたってちゃんとした色見本がないのは不便だったので作成したキャラ見本。やっぱ […]

「…どうしてあなたが謝るの？」悔しそうに俯く姿が頭から離れない。私を助けてくれたこの人は罪 […]

「結構えげつねえ事するじゃねえの」屍を踏み越えながら、隻眼の男は不敵に嗤う。「もっと厳つ […]

鳶が鷹どころか鷲を生んだとよく言われたよ。心からお前を誇らしく思う。しかし、少し怖くもある […]

”保護者の優しい手”とわかっているから。私、貴方が思うほど子供じゃないです。でも大人でもな […]