ぽつり、ぽつりと窓灯りも消え始め、眼下に広がる街並みが夜の深い静寂に包まれてゆく。
頃合であると夜風が告げていた。
“合法的”な狩りの時間だ。
《文句言われる筋合いはねえぜ?生死は問わねえとお役所様の”免罪符”には書いてあるからな》
#騎士失格の六人 #一次創作
※蛇足な差分※
画的な収まりはこっちの方が良い気がしたけど、めっちゃ灯りついてるし三日月がこんなに高い位置に来てるなら時間もそんな遅くないしで、そんな中屋根にいるのは目立ってしゃーないのでは?って葛藤した上でボツにしました。さっくり描いてさっと投稿する予定だったけど、そんな理由で悩みまくって結構な時間を使ってしまったという…
Comments are closed